空色なキモチ

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2014/09/09
約束] 約束 おまけ
2014/09/09
約束] 約束 後篇
2014/09/08
約束] 約束 中篇
2014/09/07
約束] 約束 前篇
2014/09/07
約束] 約束
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約束] 約束 おまけ

 概要:   薄暗い野原のような場所、小さな白い花が僕の足をくすぐる。 白くて裾の長い布のような服を着ていた。これは僕の服ではない。まるで女の子のワンピースみたいだ。その裾を引きずるように歩む。 目の前には橋が見える。その先には顎に白い髭を蓄えたご老体の姿。 僕が今着ている服と似たようなものを着ている。あれが僕を迎えに来た神様代行だろう。『もういいのか? おまえはあの子の身体を乗っ取って地上で生きていこうと...

約束] 約束 後篇

 概要:  その日の夜。 部屋のテーブルにはふたり分の食事とケーキを用意してもらった。もちろん直哉お兄ちゃんの分。佐山さんは不思議そうな顔をして首を傾げていたけどそんなのどうでもよかった。 部屋の電気を消し、ケーキのろうそくとテーブルの上のキャンドルの火だけがわずかに揺れている。 向かい合わせに座った直哉お兄ちゃんが苦笑した。「用意してもらって悪いけど、食べられないよ」「いいの。明日は直兄ちゃんの誕生日だし...

約束] 約束 中篇

 概要:  引きこもりの弊害は大きかった。 まず足腰が弱っている。昔は走って川まで行けたのに、そこまで向かう小さな森を越えるのがひどく辛かった。 九月の木々の葉はまだ緑で、風が吹くたびにさわさわと葉擦れの音を立てる。 すでに秋になっているはずなのにまだ残暑厳しいこの時期は嫌いだったが、川に近づくにつれて涼しくなっていく。 川のせせらぎと川風が耳をくすぐる。とっても心地よい反面、息苦しさも感じた。 あの時の記...

約束] 約束 前篇

 概要:   わたしは人殺しだ。 その思いに苛まれ、囚われながら生きている。 そして、今日。 わたしは十五歳になる。 直哉お兄ちゃんの止まったあの時と同じ年に。*** わたしの家のそばには理由があって親と一緒に暮らせない子が生活するいわゆる児童養護施設があった。 その施設はわたしの父が莫大な援助していた。父は弁護士、祖父や伯父もみんな弁護士だった。お金には困っておらず、地元ではちょっと名の知れた家。 施設に...

約束] 約束

 概要:   わたしは人殺しだ―― その思いに苛まれながら生き続ける彩夏。 十五歳の誕生日にその命を絶とうとするが…… 2013年ホラー企画参加予定だったものです。 投稿後、ホラーに該当しないと判断したため 小説家になろう さんで検索除外にしました。 【本編全3話 おまけ1話 完結済】 注:自殺願望のあるヒロインと人が亡くなる描写が出てきます。    苦手なかたは閲覧をご遠慮ください。→ 約束 前篇へ...
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