空色なキモチ

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2013/09/26
VOICE] VOICE 130
2013/09/26
VOICE] VOICE 129
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VOICE] VOICE 130

 概要: 第130話 隠しごと柊視点 十九時ちょっと過ぎに図書館前に着くと、未来は入口で俯いて待っていた。 その横に車を止め、「待たせた?」と声をかけると未来はすごく驚いた顔をした。 車が止まったことすら気づいていなかったようだ。何かに怯えているようなその様子にいやな予感しかしなかった。「どうした? 未来」「……な、んでもない」 そう口ごもりながら助手席の方にまわってきて急いで車に乗り込むと、慣れた手つきでシー...

VOICE] VOICE 129

 概要: 第129話 友人の過去と交換条件未来視点 図書館の館長も職員の方々もわたしが話せるようになって驚いていた。 みんなよろこんでくれて、その気持ちが本当にうれしかった。 わたしも誰かに何かを聞かれてもすぐに答えられるようになってうれしい。首からぶら下げていたプレートも必要なくなった。 いつものように本を書架に戻していると後ろから肩を叩かれ、振り返ると麻美だった。「よっ! 未来」「麻美……」「えっ? 何? ...
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